19年11月の私へ
19年11月の私へ
初めまして。
21年11月の私です。
熱はどうですか?下がりましたか?
リア恋は結婚しちゃったね。
そのうち神様も結婚するよ。
テストはどうですか?
そのうち通信に転校する羽目になるので頑張らなくていいよ。
19年の私からじゃ考えられないかもしれませんが、21年も私は生きています。かろうじて。
嵐は活動休止したし、健康でもなければ病気も治ってないし、元気でもないけど、生きています。
それからあなたは今もなにわ男子のことが好きです。
どのくらい好きかと問われたら、どう返したら私の好きは生半可な気持ちではなくてとてつもなく大きな感情だと伝わるのか、言葉に悩み困ってしまうほど好きです。
こう書いたら「あぁ」とあなたは納得してくれるよね。
そしてあなたの好きななにわ男子は明日、関西ジャニーズJrを卒業します。
なにわ男子はCDデビューします。
夢みたいじゃない?今私はね、すっごく尊い時間に生きてるよ。
昨日の午後8時にISLANDストア盤のCD出荷完了メールが届いて、今はタワレコオンラインで購入したCDの出荷はどうなってるのか、何度もログインして確かめています。幸福な無駄ってこのことだと思う。
こんなにCDが早く届いてほしいと思ったのはじめてだよ。
明日になったらぽかんと空いた私の心の穴をね、オーロラに輝くドーナツ型のCDが埋めてくれるんだよ。
な〜に上手いこと言ってんだって?言わせてよ、お願い。久しぶりに浮かれてるから見逃して〜!
CDデビューだけでも非現実的なのに、その前にもたくさんの夢を一緒に叶えていくんだよ。
7人全員主演ドラマ、初冠番組やラジオも、たくさん一緒に叶えていきます。
流星くんのセンター曲も2つできて、初主演ドラマも放送されます。
それから高校を卒業するし、20歳になります。
コンサートにも大好きなお友達と一緒に参戦します。
CDデビュー発表の場にいて、お友達と祈るように手を繋いで、その瞬間を迎えます。
ひとりぼっちでコソコソと応援していたのに、あなたはたくさんのなにふぁむに囲まれて一緒に大きな声で大好きと叫んで応援しています。
あなたが予想できないような身近な人もなにふぁむになります。
なにわ男子を通じて知り合ったTwitterのお友達もたくさんいます。
こわいと思っていたJr担のお友達です。うふふ。
やたらと長尾担と繋がります。
みんな優しくて大好きです。
あなたは「はァ?」と思うかもしれませんが、なにわ男子と出会ってから私はかなりまるくなります。
容姿いじりとかジェンダーとか自分なりに学んで、他人を許せるようになりました。
かわいいってこんなに大きくて広くてサイコ〜!って思えるようになりました。
みんなちがってみんなかわいいと思えるようになりました。
自信もちょっと付いて自分のこともちょっと好きになったり、お友達の大切さが分かったりもっと愛せるようになったり。
意味分かんないって首傾げてるでしょ。
なにわちゃんがたくさん教えてくれたのももちろんあるけど、私からも変われたんだよ。
少しだけ私の性格が真っ直ぐになってきたってことだから、にこにこしてたらいいよ。
それから私はその未来にいて、そこからあなたを抱き締めています。
あなたのことだから、屁理屈をつらつらと並べてなにわ男子を応援していくのか悩んでいるでしょう。
全部ぜんぶ杞憂で、なにわ男子を応援していく未来はキラキラしていて陽だまりのようで愛に溢れています。
私はそこでぬくぬくとみんなの愛に触れながら、迷いなく7人のことが好きだと幸福に浸りながら生きています。
ねえこれって幸せだよね。にぶちんのあなたでも分かるでしょ、これが幸せだって。
だからあなたの選択してきた過去は間違ってなんかないし、これから選択する未来2年間は間違ってなんかないです。
あなたが恋に落ちたのも間違ってなんかないです。
正解なんて知ったこっちゃないけど、間違ってなんかない。
断言します。
だから迷わず飛び込んでね。
大好きよ。
【追記】
当時の私は「嵐が1番好きなのに!嵐だけなのに!」と嵐以外のアイドルを好きになることは、嵐という神様に対して裏切りであり罪である。そしてなにわ男子を好きになることはまた1つ十字架を背負うことになると、ひとり罪悪感に押し潰されながら応援を始めました。
こんなに罪の意識に苛まれても好きをやめられず、じたばた藻掻いてもなお好きで。
その“好き”にされるがまま、今に至ります。
考えてみれば見当違いも解釈違いも甚だしいのですが、それくらい私にとっては「なにわ男子を好きになる」ということのハードルは高く、苦しいものでもあったことは確かです。
だから昨日「2019年11月の私へ」というタイトルのブログを上げました。
私にとって過去を許すことは今を肯定することと等しいので。
そこで全ての罪悪感を振り落としてきたので、もう大丈夫です。
罪なんていくらでも背負う覚悟はできているので。